◆センちゃんの言っていた平均値推測ゲーム……すっごい気になる。
SS起こしてみたいけど、うちの既存キャラだと無理がある、かなぁ……。
一番こういう会話しそうなのは国王メンツ(ラインとユフィとウィルト)か大人組(ルフィスとフェイドとユフィ)あたりなのだが、「実際にやってみると~」を入れようとすると、いくら彼らでも少々不可能だ。
あ、そうか。適当にキャラつくればいいのか。現代軸で。
というかいっそのこと、例の現パロをここでもってくるとか。
……ちょっと考えてみます。
◆突然のコラボSS。ものすごいシリアスです。
きょーのキャラ考察を読んで、突発で思いついたので。
ユフィも狂さんのことを、無意識にルフィスに重ねてたりするかもしれません。
一国の主に遠慮無く物申す人ってほぼいないし。現在の気の置けない近しい人間関係では、ユフィが一番年上だし。
だから、なんというのか、こう……。弱い所を見せることができて、冗談にのせて愚痴もこぼせて、かつ、さりげなく叱咤してくれる存在。きっとそんな感じ。
……おや。なんだか深くなってきたぞこの二人の関係(笑
++―――++
「遅かったじゃねぇか、ユッフィ」
「あぁ……くーさんか」
自室に戻ったユフィは、ソファを陣取ってひらひらと手を振る狂を発見して、けれどさして驚いた声はあげなかった。
その反応に、狂の眉が少しばかり寄る。
「おう……なんだユッフィ。反応薄いぜぇ」
「さすがに慣れたよ……。窓がいきなり開くならまだしも、帰ってきたら部屋にいました、なら十分有り得る」
つまんねぇなぁ、と呟きながら狂は紅茶を啜る。ティーセットが常備されている場所を教えておいて正解だったようだ。
「……なにか用か?」
「用はねぇけどよ、……あぁ、今、できたかもしれねぇな」
意味を掴みあぐねてユフィが首を傾げると、まぁ座りな、と狂が席を勧めた。
―――俺の部屋なんだけど。
思っても言葉にはしないで、否、するほどの余裕がなくて、ユフィは黙って狂の向かいに座る。
「何処行ってたんだい? あの坊やの所か」
「坊や? ……あぁ、ラインな」
狂はユフィの分のカップも用意しておいてくれていたらしい。湯気の立つ紅茶が目の前に差し出される。なんとも気の利く男だ。
「そうだけど。よく、わかったな」
「アンタがそんな顔してる時は、大抵あの坊やがらみで何かあった時だろ」
御明察、とユフィは微かに笑った。気分が沈んでいるから力は入らなくて、だが狂を前にして気丈に振る舞うことに意味などないだろうと、頭のどこかで納得していた。
「詳しい事情は聞かねぇぜ」
す、と狂の表情が冷める。
「……それが、傷を抉ってしまうことは……なんとなくわかるからなぁ」
―――あぁこいつは。
全部わかってる。
「何があったか知らねぇが、ユッフィ、アンタもオレと似たようなもん背負ってんのかね。愚痴だの弱音だの吐いて楽になるなら、オレを相手にすりゃあいいや」
「……、くーさん……」
「あの坊やがアンタのこと必要としてるのは、オレでもわかる。ったってなぁ、ユッフィが一人で抱え込むこたぁねぇんじゃねぇのかい」
誰にも言えねぇならオレが聞くからよぉ、と言われて。
不覚にも。
泣きそうになった。
己の膝を見つめながら吐いた息が、溜息なのか笑いなのか、自分でもよくわからない。
「……くーさんには敵わないなー」
「あったりまえだろ。オレにとっちゃアンタなんてまだまだひよっこだ。ひよっこだから、面倒みたくなるのさ」
手が伸びてきて、くしゃ、と乱暴に髪に絡む。
最近は頭を撫でてやるばかりで、撫でられるのは随分と久しぶりだな、とぼんやり思った。
「……ありがとうくーさん」
「気にすんな」
―――今は。頼ってばかりだけれど。
いつか、俺も。お前の抱えるものを分けてもらえるように、なりたい。
++―――++
……何これ重いな……!(←
そしてくーさんの口調がおそろしく難しい。偽物でも許して……(滝汗
しっかし。本編のノリだとユフィ暗いなぁ……。イメージではラインが発作なり侵蝕なり起こしたあと、だから余計か。