あいしてるといって

　それは私が何よりも聞きたくない言葉だけれど、僕は何よりもそれが欲しいんだ。

　脳内カオス。断片的に文字におこしていかないと、ネタを忘れそうです。いっそお題に書いてしまおうか。ネタバレになるけど。
　久遠の続きに着手しているのですが、トワイライトの最終話も早く書かねば。でも構成ができあがってない。うん、これは久遠に逃げるしかない。（結局

　そうだすっかり忘れてました。
　えーと、毎日数回ぱちぱちされてる拍手なのですが（反応できてませんが多謝！）、１２日と１３日に、一気に１０回押された形跡があります。
　コメントが、ないのですが……もしコメント入れて押したのに反応ないよ、って方がいらっしゃいましたら、すいませんが掲示板なりメールなりでお願いします。
　うちのメール、匿名対応になっております故。

銭ゲバ感想。

　なんか……すごい最終回だった。最初は「あぁこんな幸せな時代もあったのか……」と思ったけど……妄想なんて。
　「理想の幸せ」妄想は、本当に普通の幸せだったなぁ。お金の価値観も、本当に普通。白川君５０万の時計でどきどきしてたし。緑さんの「だから白川みたいなのしか寄ってこないのよぉ！」にはマジで笑った。赤貧と大富豪でなかったら、彼らはあんなくらしを送れたのでは。
　耳を塞がれて、風太郎に「愛してる」って言われた後に、「聞こえてるよ」と笑う茜ちゃん。ボロ泣きでした。何度も同じように耳を塞いでる間に風太郎が罵倒するシーンがあったのですが、それには「聞かせて？」と反応していた茜ちゃん……あぁぁ君はやっぱり全部聞いていたんだね……！けなげすぎる！
　妄想の最後、傘をさしながら家族を眺めていた風太郎の、少しだけ涙ぐんだ、幸せそうな微笑が忘れられません。あぁ……。
　風太郎が、最期不様に怯えてくれて安心しました。彼もまだ人間だったんだ、と。自殺を覚悟する程失望した伊豆屋にも、結局お金を送ってたわけだし。どこで何が狂っちゃったんだろうなぁ。
　緑さんが、お母さんの隣にお墓をたててくれたのは優しさだと思った。お父さんが「お前と飲むのは初めてだなぁ……」って酒をあおってたシーンが、印象的でした。
　それにしても……ラストの、視聴者へ向けた風太郎の遺言は、鳥肌立ちました。なんでもお金で解決できる、解決されてしまう醜い世界だからこそ、人の心というものが大切、なんだろうな……。
　重いけど、いろいろ考えさせられるドラマでしたね。結局風太郎は、死ぬことで金に負けたのだろうか。それとも、死んだから金に勝ったのだろうか。金持ちと幸せって、反比例なのだろうか。
　金があればお母さんは死なずにすんだんだ。
　親より先に死んじゃあ、いけないんだよ、風太郎ちゃん。