苦手なものの一つや二つあるって。
ちなみに私の天敵はイニシャルGです。家に住んでてもいいからさ……出てこないでよ……(号泣
◆絵茶いきたかったよー。何故こういう日に限って接続悪くなる我がパソ子よ。
へきさんとがっつり絵チャしたいのに!(願望
◆続き格納でSS。ユフィの話だけど、狂さんとスイレン先生が友情出演。
語り口はシリアスだけど内容は果てしなくギャグ。……になってたらいい(←
先生に苦手なものってあるのかな……。
ちなみに私の天敵はイニシャルGです。家に住んでてもいいからさ……出てこないでよ……(号泣
◆絵茶いきたかったよー。何故こういう日に限って接続悪くなる我がパソ子よ。
へきさんとがっつり絵チャしたいのに!(願望
◆続き格納でSS。ユフィの話だけど、狂さんとスイレン先生が友情出演。
語り口はシリアスだけど内容は果てしなくギャグ。……になってたらいい(←
先生に苦手なものってあるのかな……。
++―――++
アステリアは小国だが、治安はかなりよい。
ユフィが物心ついたときから既にこの状態なのでにわかには信じられないのだが、安定したのはつい最近のことなのだそうだ。父王ベレルドがどれほどの人物か、それだけで理解できてしまう。
そんな父と一緒に城下へ遊びにきたユフィだが、現在はなにやら深刻そうなやりとりをする父の背中を眺めている。ユフィも顔なじみの軽食屋の店主が、何かに困って相談しにきたらしいことは、子ども心にも知れた。
「―――ユフィ。すまんな、少し待っていろ」
積み上げられた木箱の上に座ったまま頷くと、父は外套を翻して足早に去っていった。
それを追いかけようとした店主は、しかし途中ではたと立ち止まり、ポケットを探りながらユフィの方に戻ってきた。
「ちょっとベレルド陛下を借りますね、王子。これ食べながら待っていてください」
差し出されたのは菓子の袋。
きらきらと顔を輝かせ謝辞を述べるユフィの頭を撫でて、店主はそのままベレルドの後を追っていった。
入っていたのは、穀類を煎って甘く味付けしたものだった。好物なので更に機嫌がよくなる。
ひとつ口に放ったところで、噴水広場が目に入った。あそこで食べよう、とユフィは立ち上がる。そんなに離れてないから、父もすぐ見つけてくれるだろう。
広場には鳩がいた。
かなり傍へ寄っても逃げ出さない程、人間に馴れている。噴水の脇に座って菓子を食べながら、ふと思いついてそれを放ってみた。
近くにいた鳩が素早くそれをついばむ。
おもしろい。
自分が食べるのもそこそこに、ユフィは鳩へ菓子を投げる。投げたそばから菓子は消えていった。
と、あっというまに残量は少なくなる。袋を振ればざらざらと音がするので、まだ残ってはいるようだ。手が届かないのは袋の口が狭いからか、とユフィは合点して、広げようと両側からひっぱってみた。
が。
力が強すぎたらしい、勢い余ってどちらかといえば“破れる”に近い開き方をした袋から、その勢いに乗って菓子が飛び散り―――
それを狙う鳩が、ものすごい勢いで飛来した。
「―――という、苦い苦い思い出があるのさ……」
苦い苦い顔で話し終えて、ユフィは重く溜息をついた。
向かいで話を聞いていた狂が、くつくつと笑い声をたてる。
「そりゃあユッフィ、苦い苦い経験だなぁ」
「苦いだろ。苦いんだって。だからその落花生しまえよスイレン!!」
びしい、と指をつきつける先には、不服を全身から醸し出している筆もといスイレンの姿。
「えー」
「えー、じゃねぇし。かわいこぶっても無駄だ、第一かわいくない」
「心外ですね」
「しっかし、一斉に自分めがけて飛来する鳩なぁ」
トラウマになってもおかしくねぇぜ、と言う狂は、しかしにやにやと楽しげな笑みを浮かべたままだ。
「わかってない。わかってないぞお前ら。食い物が懸かった時の動物の本能の恐ろしさを。我先にと飛びつくあの飢えた瞳。……ああああああ……ッ、あれは平和の象徴なんかじゃねぇよ絶対!!」
震えながら力説するユフィがさすがに不憫になってきて、二人は溜息にのせて呟いた。
「よっぽどだな」
「よほどですね。あなたのにんじん嫌いくらいの」
「大きなお世話だ先生」
PR
COMMENTS
Σ
かわい……そうですか?(謎
パソコンやりつつ寝落ちは今のところ無いので大丈夫です。ご心配ありがとうございます。
パソコンやりつつ寝落ちは今のところ無いので大丈夫です。ご心配ありがとうございます。
まさか
鳩嫌いには、そんなに深くて辛い事情があったなんて……ユフィさんごめん超ウケました(笑)
いい感じにベタで可愛いっす(´∀`*)
では、テンション上がった勢いのまま失礼しました
あ、対G接近戦用武器には食器洗い洗剤をオススメします。床が汚れるとか言ってられるかぁ!って気合いが必要ですが。……もちろん、出ないのが1番いいんですけどね(;д;)
いい感じにベタで可愛いっす(´∀`*)
では、テンション上がった勢いのまま失礼しました
あ、対G接近戦用武器には食器洗い洗剤をオススメします。床が汚れるとか言ってられるかぁ!って気合いが必要ですが。……もちろん、出ないのが1番いいんですけどね(;д;)
ふふふ
若干お久しぶりです。
超ウケてもらえてよかった(笑
いろいろ考えたのですが……ベタだからこそのおもしろさがあるかと思いまして。
他人からすれば「そんなこと?」だけど本人いたって大まじめ、っておもしろくないですか、いじる側として(待
食器洗い洗剤とな!?
おおお、奴に直接噴射するわけですか!
一応ゴキジェット的なものもあるにはあるのですが……その射程距離内に近づくのも怖い場合どうすれば(しっかりしろ
ちびならなんとかなるんですが……ね。
……今視界の隅を黒いものが横切っていったのは、きっと錯覚だったに違いありません……明らかにGだったけど僕は何も見ていないぞ……(がたがた
超ウケてもらえてよかった(笑
いろいろ考えたのですが……ベタだからこそのおもしろさがあるかと思いまして。
他人からすれば「そんなこと?」だけど本人いたって大まじめ、っておもしろくないですか、いじる側として(待
食器洗い洗剤とな!?
おおお、奴に直接噴射するわけですか!
一応ゴキジェット的なものもあるにはあるのですが……その射程距離内に近づくのも怖い場合どうすれば(しっかりしろ
ちびならなんとかなるんですが……ね。
……今視界の隅を黒いものが横切っていったのは、きっと錯覚だったに違いありません……明らかにGだったけど僕は何も見ていないぞ……(がたがた