架は鹿島がお隣あたりの千葉県在住ですが、お風呂の壁がちょっと破損したくらいで建物被害はほとんどありませんでした。
隣町では屋根瓦が落ちたり、液状化現象で道路が大変だったりするようです……ここ平和。
12日16時まで停電してたのですが、それも復旧して水もガスも使える状況、もう普通の生活です。
そんな中、昨日夕方からTVをようやく見られて、被災地の惨状に言葉もなく。津波の動画怖かった……被災地の状況が、先日原爆資料館で見てきた写真と酷似していて、ここで人間が生活していたと思うと……。
関東大震災がいつかくるから、ということで、うちではそれなりの準備をしてありました。今回それがかなり役に立ったとともに、準備の不備も浮き彫りに。
以下覚書。この被害が収まったら改めて準備しておかないと。
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14:46地震発生後、とりあえず着の身着のままで外へ避難。
家の崩壊はなし。大きな余震が絶えまないので、隙を見計らって防寒具をとりにいく。
余震が少し小さくなってきて、かつ日が落ちて寒くなったので、玄関に戻る。
居間から炬燵の敷布団と長座布団、寝室から毛布をもってきて、一晩寝られる場所づくり。一緒に食料もすぐ取れるところに持ってきておく。
感じたこととしては……余裕がないと焦るな、ということ。
初日夜、ラジオの情報は東北方面ばかりで、「こっちの被災状況は?」「停電とか断水はどうなってるの?」と、自分の周りの情報が入ってこないことにイライラしてました。
夜が明けて、電気もついて、普段の生活が戻ってきたあたりでようやく、東北の方がどんな状況だとか、行方不明者は大丈夫かとか、他のところを心配する余裕が出てきました。
なんだかんだで、人間は自分が一番可愛い生き物です。でも、だからといって私のところを一番に……っていうのは間違いかなと。ここより酷い被災地があるんだ、私たちは幸せなんだ、くらいの気持ちが持てるといいです。
あと……人間とは慣れる生き物ですね。
普段きたらちょっと怖くて靴はいたりするくらいの余震がきても、だんだん動じなくなります。
パニックを起こさなくてもいいことはいいのですが、それで気を抜いて、大きな余震で大惨事……みたいなことにならないといいなと。
今回、平日15時に来たのは幸いだったのではないだろうか。阪神淡路大震災みたいに、寝てる時間、火を使ってる時間、暗い時間に来ていたらと思うと……恐怖。
以下準備しておきたいもの。
◆水
用意してあったのは2Lペット一箱(=6本)×家族4人の計48L。安い時に買い込んでおいて、そろそろ期限が迫ってました(笑
飲み水としての利用プラス、カップ麺つくったり手を洗ったりに使いました。
手を洗ったのはバケツに溜めて置いて、トイレ流すのに使ったり。
今回、一か所にまとめて保存しておいたけど……これ、家が壊れた場合に備えて何箇所かに分けておいた方がよいかも?
丸一日後に電気復旧したので、井戸水をポンプでくみ上げて水道にしてる我が家は断水解除。
父上が役所勤めなので、結局使ったのは2箱分くらいだったかな……。
これから何があるかわからないので、とりあえず空いたペットボトルに水を汲み置いてあります。
あ、お風呂にも水はってある!
◆ガスコンロ
LPガスだから震災後でもすぐに使えるはずなんだけど、余震が続く中家の中で火を使うのも怖いので、ガスコンロ役に立ちました。
ただ、残り本数がちょっと心許なかった……それなりの本数買い込んでおきたいところ。
◆食料
お湯を沸かせばカップ麺が食べられます。
レトルト系のご飯も有用です。それだけ温めれば食べられるものがいいですね……うちにはチャーハンとか五目飯とかのレトルトがあります。
火が使えない時のことを考えて、缶パンとかもあるといいのかな。最近非常食もおいしいものがいろいろ出てるらしいので、今度お店で物色してきます。
あと、甘いもの。チョコレート食べたらだいぶ落ち着きました。甘いもの大事。
◆サランラップ
とにかく水が惜しいので、お皿に巻いて使いました。毎度洗う必要なし。
体に巻いたら防寒にも使えるらしいですね。
◆防寒具
コートを2階に収納していたので、取りに戻る時怖かった……。
普段の利便性から考えても、玄関近くとかすぐ取れるところに上着があるといいかもしれない。
◆携帯の充電
妹が被災時電池残量1個で、ものすごく後悔してました。
まだ大丈夫かーじゃなくて、できる時には充電しておいた方がいいのかな……と思う。
乾電池式の充電機を用意しておくべき。
◆懐中電灯・乾電池
懐中電灯、1つつかなくて慌てて電池いれようと思ったんだけど、乾電池の買い置きがなくて困りました。
停電の中明かりがないってものすごく怖いです……。
乾電池って買い置きしておいても、少しずつ劣化していくらしいですね。少しずつ買い足して、買った順番に使っていくといいかな。
あ、懐中電灯に白い紙を巻いたり、白いビニール袋の中にいれて使うと、光が拡散されて明るくなります。
◆靴・ビニールテープ
崩壊物の破片対策。
ガラスに、十字と対角線でアスタリスクみたいに貼っておくと、ガラスが飛び散らない、らしい(妹談
◆救助を求める装備
ツイッターで見たんだけど、携帯のストラップとしてつけられる笛とライトがあるらしい。
それがあったら、生き埋めになって声が出せなくても、音が出せる。
我が家では身元証明の紙が収納できるようになってる笛を、3日前に購入したばかりでした(←
あと思い出したら追記にきます。