らぶらぶな男女が書きたい。
―――ということで。(何
うちのキャラでバカップルと言えばの二人をチョイス。オジサマとてもエロいかr(強制終了
……私、キスとか経験したこと無いんでよくわかんないんですが……(ぉ
「……何やってるんだ?」
後ろから抱きつくと、セレナートは肩をびくつかせた。
「び……、びっくりしたわ……。脅かさないでよ、ユフィ」
瑠璃色の瞳にまっすぐ見つめられたまま、反論されてユフィアシードは、べ、と舌を出して隣に座った。
妻の手にはスプーンが握られている。反対の手に透明なカップ。卵を甘く味付けして蒸し上げた上に、たっぷりの生クリームがかけられたデザートだ。
セレナの最近のはまりものはお菓子類だそうで。女性は本当に甘いものが好きだなぁと、どちらかというと甘いもの派のユフィも思う。
「……あんまり食べ過ぎて太るなよー?」
何気ないユフィの一言に、セレナはうっと怯んだ。うん、そうやって最近間食が増えていることを気にとめてくれればいい。別に食べるなとは言わないから。ほどほどの加減を守ってくれれば。
「……太ったら私のこと、嫌いになる?」
「さぁ、どうだろうなー?」
にたりと笑ってみせると、彼女はスプーンにすくった姿勢のまま、固まった。しばしの間沈黙する。
すると突然そのスプーンをユフィの方に差し出した。
「ほらユフィ、ユフィも食べない?」
……はぐらかしたな。さらには俺も共犯にしようとしてる。
「いらないよ」
本当は少し食べたい。
「う……ほら、美味しいわよ?」
少々引きつる笑顔を眺めて、はたと気づいた。
「……お前、ここにクリームついてるぞ」
自分の頬を指さしながら言うと、「本当?」とセレナはカップを置いて左頬を擦った。だが、クリームがついているのは右頬だ。だがおもしろいのでわざと何も言わない。
「そんなところ、どうやって食べてたらくっつくんだよ」
それ以前にその年になってまともな食べ方ができないのだろうか。
「うるさいわね、もう……。どこ? とれたかしら」
「違う……こっち」
顔を近づけて、頬のクリームを舐めとる。くすぐったそうにセレナは首を縮めた。
「……早く言ってよ」
「可愛かったからだよ」
ぺろ、と彼女の唇を舐めた。……甘い。
梳くように髪を指に絡めて、口の中に舌を滑り込ませた。彼女が微かに抵抗するが、それは許さない。空いている方の腕を背に回して、抱きしめる。
―――あぁ、とても甘い。
んぅ、と苦しそうに呻くので、さすがに解放してやる。
「もう……っ、いきなり、やめてよ……」
などと言いながら、その頬は赤く上気している。
「……嫌か?」
答えはわかっていながらも、あえてユフィは訊いた。セレナはうつむいて。
「嫌……じゃ、ない……」
そう、とユフィは満足そうに頷いた。もう一度、唇を重ねる程度の軽いキスをする。
「……ごちそうさま」
セレナは少しばかり恥ずかしそうな、綺麗な笑顔を浮かべた。