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+ユメイロファンタジア+
「 君の答えとは何だ? 」
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 日付か!そうか日付か!
 あとで追加します。(完全に私信

◆センちゃん宅のSSがぁぁ!!
 「金の刺繍のタイトル」の紡ぎ方がううううまい(感激
 論理的な主張の込められた話って、漫画でも映像でも音声でもなかなか表現できないと思うのです。文章ならではのテンポと読者にゆだねる余白。
 とにかく……すごい。すごいー!み……見習わねば。

◆いやぁテストがヤバイですよ。
 木曜金曜とひとつずつテストなのですが、木曜に書道の作品添削もありまして、ちょっとどうしような感じ(←
 レポートを仕上げる。よし。

◆SS格納。
 80フレーズに入れるかどうか非常に迷ってる奴です……。あのお題は基本的に、過去軸と現在軸混在で進めているのですが、これ未来軸の話なんですよね。
 そして視点が「久遠~」メンバーでない誰とも知らぬ突発キャラという、なんともあれな展開。
 ……どうすっかな……。



  ++―――++

「君の守りたいものとは何だ?」
―――愛するもの。
 彼ははっきりと答えた。
「君の愛するものとは何だ?」
―――世界。
 目の前の、戦慄さえ覚える程に強烈な、青と銀の視線を受け止めて。
「君がその為に必要なものとは何だ?」
―――力。
 迷いのない回答に、対峙する“至高王”は軽く首を傾げる。
「君が望む力とは何だ?」
 それに彼は―――わかりません、と首を振った。
 では。
 簡潔な二音を挟んで、質問の方向が、少しだけ変えられる。
「君が手にしている力とは何だ?」
 彼は逡巡した。少しだけ考え込む時間をおいて、権力、と疑問に似た発音で回答する。
 “至高王”はそれに薄い笑みを浮かべ、いいかい、と彼の名を呼んだ。
「君が王である限り、君が国主である限り。君が絶対で、君が法で、君が全てだ。賢王であろうと愚王であろうと、その事実だけは変わらない。
 いいかい、よく覚えておいで―――」

 君が、君の望む世界を、創るのだよ。

 目を見開いたまま微動だにできなくなった少年王に、にこ、と先程とは完全に別種の笑みが向けられる。
「ふふ、脅すようなことを言ってしまったかな。君一人が気負うことはないのだから、安心なさい。これから少しずつ学んでいけばいい」
 言いながら伸ばされた手は、チェス盤を取り出す。
「チェスは好きかな?」
 問いかけに、彼は苦笑しつつ首を振る。
「そう、私も嫌いだよ。だが―――」
 黒のキングを弄びながら、微笑。
「―――得意では、あらなくてはね」
 駒を盤上に置いて、片手で頬杖をつき―――ラインはその瞳に試すような光を宿して、こちらをまっすぐに見詰めた。
「夜は長い。少しお相手願いたいのだけれど?」

  ++―――++

 長いな(←
 「久遠~」本編数年後軸。即位して間もない少年王対ラインの構図で。
 ラインは完全に「理想の王」「比類無き賢王」として大陸中から認められていて、“至高王”の二つ名も持ってることになります。本人嫌がってますが(笑
 若いのに治世も長い、才能もある、何より誰に対しても公平である、ということで、まだ馴染めない新参の王達にはかなり頼りにされてる人。たまにこんな押し問答やってみたりするので、更に「この人やっぱり別格だ」みたいな印象が深まっていく。
 あーこの辺の話も書きたいなー。周囲の思い描く“至高王”像と本人の相異、ユフィとウィルトだけ両方知ってておもしろがってる、みたいな。
 …………本編書きますごめんなさい。
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