携帯擬人化でオイシイ10のお題

　せっかく今ヴァールがTOPにいるから、キャラを固めよう企画！（笑
　以前から機会を狙っていた、拾いものバトンを格納します。
　絵をつけたかったんだけどもういいや会話のみで。（←
　擬人化と、キャラと作者のかけあいが苦手な人は触らないでくださいね。
　よしりりぃ、僕はやり遂げたぞ。櫻井さんでもいいけど……なんか羽多野くんでもいい気がしてきｔ（待

携帯擬人化でオイシイ10のお題

1.おはようのアラーム
『おーい主。あーるーじー。起きろ、あと５分で電車つくぞ』
　とりあえずサイドボタンで黙らせる。
『―――……（１分間沈黙）……おい架、起き』
　二度目のサイドボタン。
『―――……おい架！いい加減に起きやがれッ！』
「ああもううっさいな！わかったよ起きるよ声かけてくれてありがとね！」
『この野郎もっと素直に感謝しろ！』

　ヴァールには、ベッドでの目覚ましでなく電車での目覚ましを頼んでます。もちろんスヌーズ機能ONで。

2.ストラップ
『……なんか……俺についてるストラップって、主らしからぬものが多いよな』
「はぁ？いいじゃん、君のデザインにかなり役立ってるよ」
『それはありがたいが。例の夢の国に行った記念のがふたつと、妹君からの貰い物がひとつか……』
「何が言いたい」
『……本性隠してるつもりか？ヲタク系が何もないじゃねぇか』
「言ってくれるじゃないか……！ストラップを自分で買わないのは、君が言う通り貰い物とかで増えるからだ」
『あと金銭的な問題か』
「……それに関しては何も言えないくらい切実だけど。でも、見る人が見たらわかるヲタク要素はあるよ」
『……あ、』
「桔梗紋☆」
『……そうか、それがあったか……！だが外側についてる桔梗紋より、十字キーの上に貼ってある“天魔伏滅”の方が他人に見つかって恥ずかしい思いをしているのを知ってるぞ！』
「明智の家紋が家紋にしてはシンプルすぎるのがいけないんだ！だから外側に貼る勇気が出たんだけどさ！」

　一時期、これまたもらいもののまめしば（緑）がついていて、ペットだペットだとからかっていたのですが、あまりにも不憫になってきたので外しました……。

3.保存データに物申す！
『で、だ。最近思うが、そろそろデータフォルダいっぱいになるぞ』
「おう知ってる。デコメ画像とか少しずつ消してる」
『なんだかんだでフォトフォルダも大変だ。振袖のとか、消すなり移すなり』
「そうだね。あと場所とってるのある？」
『ナイトメアプロジェクトの画像』
「あれ著作権かかってるからカードに保存できんぞ」
『あと……利桜の主から送られてくる……美少女画像』
「……それは……どうしようかな」
『どうしようかな、て……。それとあれだ。諏訪部氏のブログかｒ』
「それは消すなよむしろ保護かけろ馬鹿！！」
『馬鹿ってなんだ頭大丈夫か！？』

4.・・・もうダメ、電池切れ
『……主……、ちょっと、EZwebつなぐの控えてくれ……』
「え、何？もうへばった？」
『へばったとか言うな……いや実際へばってるけど……』
「なんだよ体力ないなぁ。調べものするからもうちょい我慢する。そして電波立たないね」
『俺の所為じゃねぇし』
「でも私が必要な時はちゃんと繋いでくれるヴァールだよね？」
『………………。……お、センターにメールがあります』
「まじか。EZwebきったから早く受信する、ほら」
『……ちくしょう……』
「はいはい返信しますよー送信」
『あ。』
「あ？」
『本気で、……保た、ない』
「ちょっと！メール送信途中で切れるな！ヴァール！！」
『……怒鳴る前に充電器繋げ馬鹿主……』

5.只今充電中
「あーもうヴァールがへたったから打った内容飛んだじゃないか」
『俺の所為か。それ俺の所為なのか。もうすぐ切れるって言ってんのに充電器繋げてくれない架の責任だろうが！』
「電波入る所に奥とコード届かないでしょ！悔しかったら電波かき集めてみなさいよ！」
『だからそれも俺の責任じゃねぇっつの！！』

　我が家で電波が入りやすい場所は限られてるんです。
　あと、ちゃんと使い切ってから充電した方がいいらしいと聞いたことが。さらに経験上、充電が短時間で済む気がする……。

6.本体熱い！
「また送信エラー。電波悪い」
『―――……。』（無視
「態度悪いなー。……お、送れた。なんだやればできるじゃん」
『―――……。』
「はいじゃあ調べものの続きだよ」
『まじでか。充電してんだからパソコンでネット繋げろよ』
「やだ。メールもくるし。私は優秀なヴァールを使う」
『…………仕方ねぇな……』
「ありがとーがんばって！」
『あーはいはい』
「……うん？大丈夫？」
『何が』
「本体発熱してない？」
『……してるぞ。電波状況悪い所で酷使されたらなるっての』
「我が身をなげうってまで……！感謝するよヴァール！」
『それならパソコンつけてくれ。バッテリーの燃費どんどん悪くなるだろ。で、架に迷惑かけるだろ』
「おぉっと……思いがけず優しい言葉」

7.先輩携帯とも仲良くね
『俺は架の二代目ケータイでいいんだよな？』
「そうそう。初代はみどり子さんだよ」
『ベッドでの目覚ましに使われてる人だな。歪アリがインストールされてる人だ』
「7thブラッドは君に入れる予定だからよろしく」
『あぁ、アプリの容量はまだ余裕だ。だが酷使はするなよ、発熱するから』
「先輩と言えば。使用年数でいくと、リオも先輩だよね」
『……え、そうなのか……！？』
「そうだよ。あれ、知らなかった？明らかに年下扱いしてるけど、リオの方が年上だよ」
『り、利桜が……！主からの扱いが酷いと成長もできないのか！？』
「失礼だよヴァール。あれはりりぃの趣味だ」

　リオこと利桜は見た目15歳くらいだったはず。ちなみにヴァールは20歳くらい。

8.メール送信エラー
「あれ、またエラーじゃん。どうしたヴァール、ここ電波入りやすいはずだよね？」
『なんか今繋がりにくい。もっかい試しつつ場所移して欲しい』
「了解。ピアノの上なら平気？」
『良好とは言えないけど善処します』
「よろしく。これ送信できたら、とりあえずやりとり終了だから」

　さっき電波３本立ってたのに、今圏外とか我が家では日常茶飯事。電波を求めてヴァールは必死なんです。

9.圏外です
『……疲れた……。』
「疲れた、って。……あ、圏外じゃん」
『電波を集めるという行為を放棄します』
「するな。急用メール入ったらどうしてくれる」
『架がこまめにセンター問い合わせすればいい話だろ。そのくらいなら頑張るから』
「うわめんどい」
『俺だって面倒だ！文句言うなら電波いいところに放置してくれればいいだろ！』
「やだ！ヴァールが傍にいないと不安なんだ！」
『っ……、あぁもうわかったよ……』

　架がケータイ依存症なのは本当です。普段から鞄の中にあることをかなり頻繁に確認します。

10.機種変更するよ。嘘だけど
「機種変しようかな」
『―――……。え？』
「機種変。」
『は……？なんで、』
「なんでも」
『え、俺なんか不備でもあるか？』
「不備っていうか、電波がね。キノコの方にしようかな今度」
『な、んだよそれ……、7thブラッドダウンロードするって言ったじゃねぇか』
「まぁねー」
『たっ……確かに、俺ももうすぐ２年で、解約金なしで機種変できる時期ではあるけど、でも、』
「嘘だよ」
『……あ？』
「嘘ですよー。ヴァールはこの私のニーズにぴったりだから、まだまだ使うって」
『―――……。』
「君のことは機能も色も吟味して、値段関係なく選んだんだからね。いや買った時は確かに新機種ではなかったけれども」
『……よかった』
「ふふんびっくりした？捨てたりしないから安心してよ。あれ、ヴァール泣きそう？」
『……泣くっつの馬鹿主……。主に見限られたかと……』
「あーもうごめんね悪かったよー。これからもよろしく頼むよ相棒」
『承知したから少しは優しく使ってくれ』
「つ、使ってるよ！優しく！酷使はともかく落としたりしないように気を遣ってるよ！」
『だが購入翌日にアスファルトの上に落とされたことは絶対に忘れねぇぞ。そうあれはネズミーシーだ』
「結構根に持つな君！」
『さらに先日は雨の中石畳の上に……というか。改善して欲しいのは酷使の方だ架の馬鹿が！』
「主に向かって馬鹿と言うな！“遠い”も変換できなかった馬鹿のくせに！」（←実話
『あの時はちょっと疲れてたんだ！』

　……収拾つかないからここまで。
　でも、変換機能が時々いかれるのは本当なんです……なんなんだろうあれ。この前は“余り”が出なかった。